靴下タイプのモニター・デバイス、Owletが赤ちゃんの命を救う―249ドルで予約受付中

2015-10-27-owlet

われわれのハードウェア・バトルフィールドで大人気だったデバイス、Owletがベータテストを終了そて市販が開始されりことが発表された。誰でも新しく赤ちゃんの両親になれば、赤ちゃんが夜中でも正常に呼吸しているか確かめたいだろう。Owletの市販開始の発表には、このデバイスを利用したおかげ実際に赤ちゃんの命が助かった例の証言も載せられている。

ファウンダーのJordan Monroeは次のように書いている。

Andrew、Pia、Easton―この3人の赤ちゃんbは真夜中に呼吸不全を起こしました。両親は私たちのOwletモニターのおかげで即座にそのことに気づき、対処を始めることができました。赤ちゃんのうち2人は、両親が気づいたときには真っ青で、呼吸を再開させるために両親は人工呼吸をしなければならなかったということです。

これは私たちOwletからの発表えす。もし赤ちゃんが何らかの理由で呼吸困難に陥った場合、Owletは危険を両親に確実に知らせる能力があります。私たちはOwletのプライベート・ベータテストを終了し、市販を開始できる運びとなったこをお知らせします。

Monroeは慎重な表現でOwletが乳幼児突然死症候群(SIDS)を防止できるとはいわず、呼吸困難に陥ったことを両親に知らせることができると表現している。

子育ての経験者として、私は子供たちが寝ている寝室が奇妙に鎮まり返っているのに気づいたときの不安な感じをよく知っている。 Owletソックスを足につけていれば、新米両親は子供が息をしていることには確信がもてるわけだ。子供の様子を確かめたいという欲望は抑えがたく強くなることがしばしばなので、簡単なソックスでそのいくぶんかがに安心がもたらされるなら安いものかもしれない。.

Owletソックスは1個249ドルで受付を開始している。.ともすれば私のような皮肉屋は電子ソックスなんか履かせずにときどき寝ている子供の顔を叩いてみればいいじゃないかなどと思いがちだが、両親の安心して眠りたいという思いは、往々にして、高価なテクノロジーをものともしないことになるようだ。

Owletは最近、700万ドルのシリーズAラウンドを完了している。.

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

ウェアラブルの新展開?! 赤ちゃんの健康管理のためのOwlet(スマート靴下)

誰かの健康状態を気にする人といえば、赤ん坊の心配をする母親がその筆頭に立つに違いない。手首装着型のフィットネス用デバイスが一般化してきた昨今、これを改造した乳幼児用のヘルスケアデバイスが出てくるのは当然のことだったのかもしれない。

今回紹介するのはOwletで、CES会場で私たちが開催しているHardware Battlefieldでのファイナリストとなったものだ。

Owletは赤ちゃんの足首につけて利用する。データはアプリケーションに送られるようになっていて、いつでも大切なベイビーの健康状態をチェックすることができる。

取得するデータは心拍、酸素レベル、皮膚温度で、また寝返りを行った際に通知する機能もある。

測定には病院(含・小児科医)で長年にわたって使われているパルスオキシメーターも利用して行っている。赤色光と赤外光を発することで、非侵襲的に心拍や酸素レベルを測定することができる。

このOwlet(開発者は「スマートソックス」と呼んでいるそうだ)はデータをBluetooth 4.0経由でスマートフォンに送る。スマートフォンを持っていない場合、USB経由でパソコンと繋いでデータを見ることもできる。あるいはスマートソックス自体をWi-Fiに接続し、ネットワークデバイスからデータを確認することもできる。

低刺激性の素材で作られていて、もちろんワイヤレスだ。また電子パーツはすべて絶縁シリコンケースに収められている。感電の心配などはしないでも良いわけだ。

Owletのバッテリーは、丸2日間はもつようになっている。バッテリー容量が少なくなってくれば通知を行うようにもなっている。

開発者によれば、Owletは赤ん坊の健康ができるという以外に、間接的なメリットがあるのだとのこと。すなわち常に赤ん坊のことを気にかけていなければならない母親に、安心感と(多少の)休息を提供することができるのだ。

Owletは現在クラウドファンディングで資金調達を行っているところだ。Owletの価格は250ドルに設定されている。興味をもった方はこちらから予約することができる。

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(翻訳:Maeda, H