リターゲティングするURL短縮サービスでPixelMeが$1.3Mを調達

SaaSのPixelMeは、URL短縮技術を使って、マーケターが顧客をリターゲティングできるようにする。同社はこのほど、調達前評価額400万ドルで130万ドルの資金を調達した。これで投資家たちは同社の22%を保有することになる。

PixelMeはBufferのようなやり方で、同社の道のりの楽屋裏的な多くの詳細を共有している。ピッチデッキ(プレゼン用スライド)やタームシート、資本構成表などをダウンロードすることもできる。PixelMeについて詳しく知りたい人は、どうぞ。

同社は、多くの人たちがURL短縮を使ってトラッキングパラメータ(UTMs)を含め、キャンペーンの効果を測定していることを知っていた。PixelMeはそのやり方を一歩進めて、 PixelMeのリンクをたどるとき、ユーザーが一つまたは複数のリターゲティングピクセルを埋め込めるようにする。

つまりAdwordsやFacebook、Twitterなどからのトラッキングピクセルを加えて、それを利用して適切な広告を後でFacebookやTwitter、Googleなどに表示する。

自分のストアやWebサイトを持ってる人は、トラッキングピクセルを自分で入れられるが、PixelMeではAmazonのページをプロモートしてもユーザーをリターゲティングできる。

しかもそれはGDPRのチェックにひっかかることなく、SafariのIntelligent Tracking Prevention機能に対しても無事だ。

現在、PixelMeはユーザー数が1万、彼らは13万ドルの売上を得ている。同社は起業12か月で月商1万ドル、これまで一度も資金調達はしていなかった。

今回の資金調達は、Serena Capitalが88万ユーロでラウンドをリードした。Kima Venturesがさらに5万ユーロを投資、またThomas Rebaud, Christophe Chausson, Stan Massueras, Manuel Jaffrin, Edouard Dessain-Gelinet, Gregory Gazagneらの連中が一人あたり10000〜15000ユーロを投資した。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa