[あなたの植物はのどが渇いています! やぁ、ぼくだよ、オスカーだよ。水をすこし欲しいんだけど。]
植物も人間と同じく、食べ物と水とビールとテレビが必要だ。植物が、おなかをすかせている、喉が渇いている、退屈している、などを知るための最良の方法は、植木鉢の中に住むちっちゃなデバイスが、不足を通知してくれることだ。そしてそのために、HelloPlantがある。
このシステムを使うときは、まず植物に名前をつけ、その成長を見守る。土が乾きすぎていると通知が来るし、また植物に光が十分に当たっているかも分かる。植物の種類によって通知も変わるから、ユーザーは本を読んで植物の育児を勉強しなくてもよい。
この、おちびデバイスの初期のバージョンを試してみたが、なかなか良い。でも植物のために通知をするシステムとしては、もっといろんな機能があってもよいのではないか。たとえば自動灌水システムと連動していれば、わが家の葉緑素でできたお友だちのことを忘れて外出しても、大丈夫だ。でもこの、Wi-Fiに接続する小さなデバイスはわずか26ドルだから、現状でもそれほど不満はない。次の次ぐらいのバージョンでは、植物が好む電解液を、ロードデンドロンの根っこに注いでくれるだろう。