Google Mapsで訪問できる太陽系の惑星に冥王星と火星が加わった、土星の衛星も

Googleが今日(米国時間10/16)Google Mapsの、太陽系の主な惑星とその衛星を仮想訪問できる機能をアップデートした。今回のアップデートで冥王星と金星、そしていくつかの衛星が加わり、またそれらをMaps上で見つけやすくなった。これでGoogle Mapsには今や、16の天体の画像がある。

Googleは前から、火星と、地球の衛星(月)の詳細画像を提供していたが、それらをMapsから見ることは久しくできなかった。しかし今では土星の衛星エンケラドスディオーネ、3つめに大きな衛星ヤペトゥスなども、Google Mapsから行けるようになった。

これら、さまざまな衛星や惑星のマップは、天文アーチストBjörn JónssonとGoogleが共同で制作した。

この新しい画像にアクセスするためには、ふつうの地上のGoogle Mapsからズームアウトしてもよいし、ここからいきなり行ってもよい。

これらの惑星の探検をすべて終了したら、最近Google Mapsのストリートビューに加わった国際宇宙ステーションに立ち寄ってみるのもよいだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

NASA、冥王星についての新データを着々と取得・解析中

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惑星としての地位は失っていても、それでも冥王星は興味深い星だ。

探査機のニューホライズンズが冥王星のフライバイを成し遂げたのが今月14日のことだった。それからNASAはデータの解析にかかりっきりになっている。これまでのところ入手したデータは5%に過ぎないものの、それでもこれまでに誰も見たことのないようなデータや画像が満載であるのだそうだ。

たとえば下の写真はニューホライズンズが冥王星から遠ざかり際に撮影したものだ。ここに映っている大気層も大いに注目を集めている(そもそも冥王星の大気をクリアに見ることができたのはこれが初めてだ)。

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ニューホライズンズチームのMichael Summersは次のように言っている。

写真にある大気の存在が、冥王星において複雑な炭化水素化合物を構成する原因のひとつとなっているのでしょう。おかげで冥王星の表面は赤っぽい色になっています。

また、Summersは冥王星の大気や天候についてはいちから考え直す必要もあると述べてもいる。

科学者たちは、上空20マイル(30キロメートル)以上の高度で大気が存在するには、冥王星の温度は高すぎると考えていました。しかしニューホライズンズの写真によると、大気は80マイル(130キロメートル)の上空まで存在しています。どうしてこうなっているのか、そしてこれが何を意味するのかについて研究していく必要があります。

冥王星の表面の様子を示す精細な写真も掲載しておこう。

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NASAのニューホライズンズ専用ツイッターアカウントでもいろいろな情報を入手できるかもしれない。

もちろんNASAは、ニューホライズンズ・プロジェクト専用のページも開設している。

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(翻訳:Maeda, H