Lenovo(レノボ)は2019年5月にそのコンセプトを発表した、ThinkPad X1 Foldを正式に発表した。この製品は折り畳みディスプレイを搭載したラップトップで、レノボはオフィス志向のプロダクトとして興味深いコンセプトを実験しようとしている。
ThinkPad X1 Foldは、タブレットとノートパソコンの優れた機能を1つのフォームファクタに集約した、コンバーチブルラップトップの最新モデルだ。
広げた状態で13.3インチの折り畳みディスプレイを搭載しており、本体はかなりコンパクトだ。また、Bluetoothキーボードは画面の下半分に置いてラップトップとして使うことも、あるいは取り外して使用することもできる。なおら24ドル(約2600円)のスタンドは別売りだ。またキーボードが使用されていないときは、中央に置けばワイヤレス充電できる。実用度はなんともいえないが、かなりクールだろう。
ディスプレイはLG製のpOLED(プラスティックOLED、プラスティック基板を用いた有機ELパネル)方式で、レノボによると広範囲な耐久性テストが実施されたという。ただし、その評価は実際に使うまで待つ必要があるだろう。また、折り畳み機構は炭素繊維プレートで補強されている。
ThinkPad X1 Foldの価格は2499ドル(約27万円)前後で、Windows10搭載モデルは今年中旬に発売予定。Windows 10X搭載モデルはその後に発売される。
[原文へ]
(翻訳:塚本直樹Twitter)