エリザベス女王の初ツイートは王室の永遠の謎

自分の最初のツイートを、覚えてる? 私のはデスクトップからだったけど、今はスマートフォンからの人がとても多いでしょうね。

でも、ツイートを送るためには、その前にTwitterのアカウントを取らなければならない。そしてもちろん、メッセージの本文をタイプする。それからやっと、あの小さな青いTweetボタン(ツイートボタン)を押して、あなたのTwitterの旅が始まる。

しかし、女王様のやり方は、ちょっと違う。

彼女は最初のツイートで、Science Museum(科学博物館)で行われる展示会Information Age(情報の時代)の宣伝をして、最後に女王の公式の署名をしている。Elizabeth R.のRはRegina、ラテン語で女王の意味だ。

このツイートはBritish Monarchy(英国君主)の公式アカウントから送られているが、この人には75万あまりのフォロワーがいる。私がこの記事を書いてる時点では、2万回以上リツイートされ、お気に入りもそれぐらいある。

実際に女王ご自身がこのツイートをタイプしたのかについては、諸説がある。下のビデオでは女王が聖書台の上のiPadの方へ歩いて行き、手袋を取り、ボタンを一つ押しているだけだ。でも、その前に撮られた写真では、彼女は実際にiPadでタイプしている。しかしTweetDeckがつかんだ証拠(下図)によれば、ツイートはiPadでなくiPhoneから送られている。

British Monarchyのお役所は、Vergeの取材に対して、その食い違いは画像処理の不手際のせいだ、と言っている。何のことやら。そして、ツイートはあくまでも女王本人が送った、と言い張っている。以下は、女王ではなく、お役所からのツイートだ。

[さきほどのツイートは女王が彼女の公式のTwitterアカウントからご自分で送りました。]

私自身は、女王が誰かに自分のメッセージをタイプさせたとしても、一向にかまわないけどね。どの帝国の指導者でもないAshton Kutcherでさえ、 820万人のフォロワーにはまともに対応できなかったんだから。

[ビデオ提供: The Telegraph]

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))