Hyperloop One(H1)とアラブ首長国連邦(UAE)は、初のハイパーループシステムの建設を目の前にしている。H1は今日(米国時間11/8)、初の商用ハイパーループ輸送システムをドバイ-アブダビ間に建設することを発表した。
運行距離は99マイル(159.4 km)で通常車で約2時間かかるところをハイパーループならわずか12分で行けるとH1は約束した。
H1はドバイ道路交通局(RTA)と協力して、このシステムをドバイ大都市圏やUAE全土に建設する可能性を検証する。この他同社は次期開発計画として、来年始めにネバダ砂漠でフルスケールのプロトタイプをテストする”Kitty Hawk” プロジェクトの準備も進めている。
これは同社がドバイで進めている次期開発段階の一環でもある。今年8月H1の共同ファウンダー、Shervin Pishevarは最初のハイパーループを海外に建設することを示唆しており、また10月に同社は、世界第3位の港湾運用会社であるドバイのDP World Groupから5000万ドルから資金提供を受け、同国と世界を通じて貨物を輸送するハイパーループシステムを建設すると発表した。
発表の中でH1は、ドバイからアブダビまで乗客を運ぶ無人輸送システムのポータルとポッド(車両)のデザイン構想を披露した。
Hyperloop OneはMcKinseyおよび設計技術会社のBIGと協力して、UAEに旅客輸送システムを構築するコンセプトを評価する。
H1がの描いている夢は以下のビデオで見ることができる。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)