昨年9月に紹介した空飛ぶカメラ、Snapが、今日(米国時間1/7)CESのTechCrunchハードウェアバトルフィールドに参戦し、ステージ上でスポットライトを浴びる。
Vantage Roboticsが作ったこのデバイスは、プロフェッショナルな空中撮影をしたいが、厄介(かつ高価)なDJI Inspireのようなドローンを操縦したくない、という人たちのための新たな選択肢だ。
このほど発表されたSnap(今春出荷予定)のスペックはかなり魅力的だ。Snapの重量はわずか1.1ポンド(500 g)で、一回の充電で20分間飛行できる。
カメラ自身は4K対応のSony Exmorセンサーで、超小型スムーズロック式ジンバルに装着されており、これは標準的ドローン用ジンバルの1/6の重さだと同社は言っている。
ユーザーはスマートフォンまたはタブレットでSnapを制御できるが、Vantage Roboticsが山ほどのソフトウェアベース機能を本体に盛り込んでいるため、ドローンを制御さえすることなくプロ品質のビデオを撮影することができる。
たとえば、「エアー三脚」は、カメラを静止させつつ自動的に目標物をフレーム内に収めることが可能で、「バーチャルワイヤー」は、対象を事前に定めたワイヤーに沿って追いかける(障害物があれば避ける)。フリーフォームの追跡もできる。
Snapの最終価格は1295ドルだが、Vantageウェブサイトの期間限定予約価格は895ドル。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)