iOSアプリケーションに登場して1ヶ月、「While You Were Away」(見逃した重要なツイートを再提示する機能)がAndroid版にもやってきた。
Twitterが「While You Were Away」の機能を最初にテストし始めたのは昨年秋のことだった。コミュニケーションの「リアルタイム性」で人気を集めてきたTwitterとしては、かなり思い切った変更であると見ることもできる。「While You Were Away」では、見逃したツイートをすべて遡って表示するわけではなく、ツイートの人気具合などから「ベストツイート」を選んで表示するものだ。重要であると見做されたツイートは、アプリケーションを開いた際トップに表示されることとなる。最新のツイートをリアルタイムに見たいと思っている人にとっては、邪魔モノとなるケースもあるかもしれない。
Twitterのアナウンスに対する反応を見てみれば、フィードを汚すものであり、最新のツイートを見るまでに無駄な労力を強いるものであるという意見も多いようだ。TwitterをFacebook風にしてしまうものだという反対意見もある様子。
ただし「While You Were Away」機能をオフにすることはできないが、「リアルタイム性」を云々するヘビーユーザーには表示されないものなので、実際上の問題は少ないのかもしれない。Twitterアプリケーションを「たまに」開いてみるような利用者が、この「While You Were Away」の想定利用者であるわけだ。
TechCrunchのAnthony Haが書いていたように、フィードをあまりチェックしておらずアプリケーションを起動したときやウェブを覗いたときに話が見えなくて困るというような利用者には、便利なものとして受け入れられる可能性もあるだろう(twitter.comにも「While You Were Away」の機能は実装される予定)。あまり熱心でない利用者にも有用性を示すことができれば、株価に悪影響を与えている利用者数の伸び悩みに対する解決策となることも考えられる。
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(翻訳:Maeda, H)