フリーランス向け報酬先払いサービス「先払い」のyupがアフラック生命グループ「SUDACHI少額短期保険」と業務提携

フリーランス向け報酬先払いサービス「先払い」のyupがアフラック生命グループ「SUDACHI少額短期保険」と業務提携

フリーランス向けの報酬即日払いサービス「先払い」を運営するyupは9月30日、アフラック生命グループのSUDACHI少額短期保険と業務提携を開始したと発表した。同日より、先払い会員向けにSUDACHI少額短期保険の「働くあなたの所得保障保険」を提供する。

先払いは、取引先に送った入金前の請求書情報をyupに登録すると、報酬を即日受け取れるというサービス。2020年10月8日に本格リリースしており、申込件数は1万3000件を突破しているという。手続きはすべてオンラインで完結し、面談や書面でのやり取りは不要。会員登録した当日から利用できる。

働くあなたの所得保障保険は、SUDACHI少額短期保険の協業企業の会員を対象とした保険商品。精神疾患や出産などを除く入院の際に「就労困難一時金」、入院後に就労困難な状態が続いた場合に「就労所得保障給付金」を支払う。病気や怪我が収入減少につながりやすいフリーランス特有のリスクを経済面でサポートする。

「フリーランス実態調査結果 内閣官房日本経済再生総合事務局 令和2年5月」によると、収入が少ない・安定しないことに障壁を感じているフリーランスは多く、なかでも病気・ケガが要因で働けなくなることに不安を感じる方は少なくない。yupはより一層フリーランスの方が安心して働く環境整備に向けた支援が必要と考えているという。フリーランス向け報酬先払いサービス「先払い」のyupがアフラック生命グループ「SUDACHI少額短期保険」と業務提携

yupは今回の協業によって会員に向けた支援体制を一層強化し、フリーランスが安心して働ける環境づくりの推進を目指す。

フリーランス向け報酬即日払いサービス「先払い」提供のyupが4.5億円調達、スモールビジネス向け請求管理SaaSを予定

フリーランス向け報酬即日払いサービス「先払い」提供のyupが4.5億円調達、スモールビジネス向け新サービスとして請求管理SaaS予定

フリーランス向け報酬即日払いサービス「先払い」を提供するyupは8月24日、第三者割当増資およびデットファイナンス(借入)による総額4億5000万円の資金調達を実施したと発表した。引受先は、リード投資家のW ventures、またインキュベイトファンド、セブン銀行、AGキャピタル、FFGベンチャービジネスパートナーズ、會田武史氏(RevComm創業者)。借入先は、プライベート・デット・ファンドを運営するトパーズ・キャピタル子会社「ブルー・トパーズ」をはじめとする金融機関。

フリーランス向け報酬即日払いサービス「先払い」提供のyupが4.5億円調達、スモールビジネス向け新サービスとして請求管理SaaS予定

調達した資金は、「人材採用への投資」「与信アルゴリズムの強化」「マーケティング・ブランディング」などの採用・組織体制の強化、「先払い」および新サービスの開発にあてる予定。先払いユーザーを対象としたアンケートの結果、シンプルでわかりやすいUI・申請方法・料金体系を評価している一方、「申込金額枠が小さい」「サービスの仕組みが理解できない」といった課題も残っていることがわかったという。フリーランスのキャッシュパートナーとして、より使いやすいサービスになるよう改善を重ねるとしている。

また新サービスは、スモールビジネス向け支払い・請求業務簡略化サービスを予定。これにより、日本にいる1670万人(ランサーズ「フリーランス実態調査2021年度版」)のフリーランスを含め、すべてのスモールビジネスに従事する人が事業やサービスに集中できる環境作りに貢献するとしている。

先払いは、取引先に送った入金前の請求書情報をyupに登録すると、報酬を即日受け取れるというサービス。2019年9月26日にβ版、2020年10月8日に本格リリースを開始した。手続きはすべてオンラインで完結し、面談・書面でのやり取りは一切不要。審査は最短60分で完了し、会員登録を行った当日から利用できる。また、利用状況を取引先に知られることもない。利用者のうち70%以上がリピートで利用しており、申込件数は1万件を突破したという。

フリーランス向け報酬即日払いサービス「先払い」提供のyupが4.5億円調達、スモールビジネス向け新サービスとして請求管理SaaS予定

フリーランス向け報酬即日払のyupが「ファクタリング業界カオスマップ」2021年最新版を公開

  1. フリーランス向け報酬即日払のyupが「ファクタリング業界カオスマップ」2021年最新版を公開

フリーランス向けに報酬即日払いサービス「先払い」を提供しているyupは4月13日、国内ファクタリング業界の最新版カオスマップ(2021年4月現在)を4月8日に公開したと発表した。

支払い・請求業務や資金繰りの問題でストレスを抱えている方々は、フリーランスのような個人の方に限らず、小規模から大規模の法人まで多岐にわたるという。また同様にファクタリングサービスの提供事業者も増加傾向にあり、サービスが多岐に存在するため、ユーザーが「どんなサービスがあってどれを選択するべきなのか」悩んでしまうケースも出ているそうだ。

そこでyupは、ファクタリング業界のカオスマップ作成・公開することで、支払い・請求業務や資金繰りの不安軽減に尽力するべく、カオスマップを公開したという。

同カオスマップでは、国内ファクタリング業界における81のサービスを4カテゴリーに分類。ファクタリング業界の概要としては、「2者間ファクタリングを提供する企業が多い」「着金までのスピードが加速傾向にある」「フリーランスや個人事業主に対しても寛容なサービスが増えている」の3点を挙げている。

2者間ファクタリングを提供する企業が多い

ファクタリングサービスは、関与するプレイヤーの数によって、大きく2者間ファクタリングと3者間ファクタリングに二分できるという。3者間ファクタリングでは、利用者、ファクタリング業者、取引先の3者が関係して売掛先の現金化が行われるのに対し、2者間ファクタリングでは利用者とファクタリング業者の2者の間で売買契約を結ぶ。

この構造から、2者間ファクタリングは、請求書を送った取引先への債券譲渡通知が行われないという特徴があり、働き方が多様化する社会の流れに適した契約方法であるといえるとしている。

着金までのスピードが加速傾向にある

着金スピードの速さは、2者間ファクタリングの特徴のひとつという。例えばyupの「先払い」では、最短60分で申請した請求書の代金が支払われるようになっており、これは2者間ファクタリングのメリットを活かしたものとしている。他の2者間ファクタリングサービスでも、最短当日中など着金までのスピードが速いサービスが増えているそうだ。

フリーランスや個人事業主に対しても寛容なサービスが増えている

フリーランスや個人事業主の与信は低く評価される傾向にある一方で、働き方の多様化などにより、フリーランスや個人事業主は増加している。そのため、これらの方々の資金繰りの悩みを解決するために、個人での利用に寛容なサービスが増加しているという。

yupの「先払い」は、取引先に送った入金前の請求書情報を登録すると、報酬を即日受け取れるという、フリーランス向けオンライン型ファクタリングサービス。手続きはすべてオンラインで完結し、面談・書面でのやり取りは一切必要ない。審査は最短60分で完了し、会員登録をした当日から利用できる。利用状況を取引先に知られることもないととしている。

2019年9月26日にβ版、2020年10月8日に本格リリースを開始。累計申込件数は、提供開始から12カ月で2500件を突破し、2021年3月に7000件を突破したそうだ。

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カテゴリー:フィンテック
タグ:カオスマップ(用語)ファクタリング / factoring(用語)yup(企業)日本(国・地域)