「フォートナイト」に人狼ゲーム的な新モード「インポスターズ」が登場

「Fortnite(フォートナイト)」に、新型コロナウイルス感染拡大時に人気沸騰したゲームの独自バージョンが登場した。

フォートナイト開発元のEpic Gamesは、このゲームに「Impostors(インポスターズ)」という期間限定の新モードを追加した。これは、新型コロナウイルス感染拡大初期に、Twitch(トゥイッチ)のトップページ(や米連邦議会)で話題になった「Among Us(アマング・アス)」というゲームのフォーマットを踏襲して開発されたものだ。

新モードのインポスターズは、最大10人まで同時にプレイすることができる。プレイヤーたちは「エージェント」と「インポスター(偽者)」という2つの役割に分かれて競い合う。8人のエージェントは、マップ上のさまざまなタスク(任務)をこなしていくが、2人のインポスターは、エージェントである他のプレイヤーを投票で排除したり、任務を無効にすることでエージェントの努力を妨害する。また、これはフォートナイトなので、プレイヤーをマップ上でランダムにテレポートさせたり、全員をバナナ(ピーリー)にすることもできる。

ゲームの舞台となるのは、新たに追加された屋内マップで、この人狼系ゲームをプレイする人は熱中し、プレイを見ている人は楽しくなる、閉所恐怖症のような被害妄想を間違いなく呼び起こす。各ラウンドでは、プレイヤーが集まって、誰がエージェントに不利な働きをしているインポスターだと思うかを投票し、それによって概して非常に辛辣な協議が行われる。親しい関係の人達だけで楽しみたい場合は、(プライベート・ゲームモードを選択して)最低4人の友達のみを集めてプレイすることも可能だ。

うれしいことに、友達のグループがいなくてもプレイすることはできるが、この種のゲームは知り合いと一緒にプレイするのがベストだ。この新モードでは公開ボイスチャットは無効化されているが、オープンマッチに参加しているプレイヤーは、クイックチャットボックスやゲームのエモートを使ってコミュニケーションをとり、グループに潜入しているインポスターと思われる人物に投票することができる。

フォートナイトのAmong Usクローンが、その着想の元となったゲームと同じように流行するかどうか、あるいはどれくらい定着するかを判断するのは、まだ時期尚早だ。しかし、フォートナイトがいまだに世界で最も人気のあるゲームの1つであることを考えると、ストリーム配信に適した新しい人狼ゲームモードは、この魅力的なゲームにさらなる楽しさを上乗せすることになるだろう。

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カテゴリー:ゲーム / eSports
タグ:FortniteEpic GamesAmong Us

画像クレジット:Epic Games

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(文:Taylor Hatmaker、翻訳:Hirokazu Kusakabe)

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TechCrunch Japan

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