「PSYCHO-PASS サイコパス」がAR謎解きゲームに、狡噛慎也や常守朱などの登場人物たちと「実際の渋谷」 を舞台に捜査

プレティア・テクノロジーズは12月20日、フジテレビジョンとの共同開発により、AR謎解きゲームの「PSYCHO-PASS サイコパス 渋谷サイコハザード」を開催することを発表。開催期間は2020年1月21日から同年の6月30日まで。本日より予約を開始した。

AR謎解きゲームでは、プレイヤーはスマートフォンを使い、主人公としてARキャラクターと協力しながら街を歩き回り、謎を解いていく。PSYCHO-PASS サイコパス 渋谷サイコハザードでは、プレイヤーは監視官候補生となり、狡噛慎也や常守朱など、アニメ作品「PSYCHO-PASS サイコパス」の登場人物たちと、「実際の渋谷」を舞台に、エリアストレス急上昇の謎を捜査する。プレティア・テクノロジーズいわく、AR技術やチャット機能を活用することで、まるで登場人物と本当に一緒に捜査しているかのような新体験を実現した。

本作のために、狡噛慎也役の関智一氏、常守朱役の花澤香菜氏、そしてドミネーター役の日髙のり子氏ら声優陣がセリフを新たに録り下ろした。

また、ゲームのオリジナルキャラクターとして公安局キャリア研修所教官の加巳野正(かみの・ただし)が登場し、加巳野教官によるドミネーターの射撃訓練も実施される点も要注目だ。

PSYCHO-PASS サイコパス 渋谷サイコハザードのストーリーは以下のとおり。

211X年、シビュラシステム運用下にある東京のS区でガス兵器による事件が発生したとの情報が入った。公安局刑事課一係に配属された監視官候補生(プレイヤー)は、狡噛・常守とともに犯行現場へ向かう。謎を解き明かして、隠された真実を知ったとき、監視官候補生の下す「正義」とはー。

プレイヤーは渋谷駅前の岡崎ビルに集合、注意事項などの説明を受けてから街へと繰り出し、約120分間、数々の謎解きを攻略しクリアを目指す。価格は平日は2900円、土日祝は3400円。

プレティア・テクノロジーズは「サラと謎のハッカークラブ」などのAR技術を活用したコンテンツの企画、開発や、「ARクラウド」の開発も行なっているスタートアップ。7月には2.8億円の資金調達を実施したことを発表した。

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TechCrunch Japan

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