あなたのアマチュアビデオ作品に壮大なサウンドトラックをつけるMoodelizerアプリ

ビデオを作るときは、オーディオがけっこう重要だ。良いオーディオが、賞をもらえることもある。そこでMoodelizerは、アマチュアのビデオ作品に適切なサウンドトラックをつけてくれる。画面のボタンに触るだけという、世界でもっとも平凡な作業で、あなたのビデオにすごいすてきな音がついてしまうのだ。

Moodelizerは大量の音楽トラックを作ったが、そこにはちょっとした工夫がある。それらはミックスされてないから、ミュージシャンでない人でも、適当なミキシングツールを使ってビデオ用のすばらしいサウンドトラックを作れるのだ。

たとえばスノーボードの妙技が始まる前に、とっても静かな音楽を流すのはどうだろう。そしてその選手がすごい高得点だったら、いきなりファンキーなビートと重厚なオーケストラに変わってドラマを盛り上げる、なんてどうかな。簡単に聞こえるかもしれないけど、実際にMoodelizerは簡単なんだ。でもアプリそのものはとっても良くできていて、ビデオを見る人を音で感動させることが、十分にできる。

下のデモビデオをなるべく大きな音で視れば、同社の仕事ぶりがよく分かると思う:

あるいは、これみたいに、音楽でドラマを作ることもできる。音なしのバージョンよりも、ずっといい。見る人(すなわちぼく)をハッピーにするね。

同社の、技術を誇示するようなアプリは、iOSバージョンがすでにあり、Androidバージョンは一か月後だそうだ。これらは本当は、プロ用のMoodelizer Studioのライセンスを売りたいための餌かもしれないけど、それでもいい。アプリは無料だし、すっごく楽しい。土曜日の午後いっぱい、楽しめてしまうだろう。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。