お金の相談マッチングプラットフォーム「お金の健康診断」の400Fが3.6億円調達、金融サービス仲介事業の展開などを加速

お金の相談マッチングプラットフォーム「お金の健康診断」の400Fが3.6億円調達、金融サービス仲介事業の展開などを加速お金の相談マッチングプラットフォーム「お金の健康診断」を運営する400F(フォーハンドレッド・エフ)は1月26日、第三者割当増資による総額3億6000万円の資金調達を完了したと発表した。引受先は、リードインベスターのSkyland Ventures(SV)、新規投資家のSBIインベストメント、楽天証券、ミンカブ・ジ・インフォノイド、既存投資家のDIMENSION投資事業有限責任組合(DIMENSION)の計5社。

調達した資金により、お金の健康診断に関連するプロダクト開発・マーケティング・人材採用などの強化と、2021年11月より開始した金融サービス仲介事業「オンラインアドバイザー」の展開を加速させる。

また同社は、SBIグループ、楽天証券、ミンカブ・ジ・インフォノイドとの資本業務提携を実施。これにより提携先企業の利用ユーザーも、お金の健康診断を利用しより気軽にIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)とお金の相談を開始できるようになる。お金の相談マッチングプラットフォーム「お金の健康診断」の400Fが3.6億円調達、金融サービス仲介事業の展開などを加速

2017年11月設立の400Fは、お金の健康診断を2018年11月に正式リリース。2020年7月、MBOにより株式会社お金のデザインから独立し事業運営を開始した。お金の健康診断は、2021年12月31日時点で登録プランナー数700名超、登録ユーザー数5万人超の「お金の悩みを出会いによって解決する」マッチングプラットフォームとなっており、MBO実施後から登録プランナー数約4.5倍、登録ユーザー数約3倍に成長しているという。

また同社は、2021年11月に⾦融サービス仲介業の登録を完了。これに伴い、ユーザー向けにチャットやビデオ会議システムなどを通して資産形成アドバイスを行う「オンラインアドバイザー」サービスの提供を開始している。ユーザーは、オンライン上で手軽に、ネット証券と同水準の取引手数料で、外務員ライセンスを持つ営業担当者から直接資産形成アドバイスを受けられる。

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TechCrunch Japan

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