この皮財布には、iPhoneを充電するバッテリーが入っている

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6 Plusまたは6s Plus以外のiPhoneを使っている人は、始終バッテリー切れを起こしているに違いない。バックグラウンド更新や位置情報追跡や24時間Bluetoothの世界では、定常的に電力が消費され、数時間でなくなることも珍しくない。

多くの人たちがバッテリーパックや自動車用充電器やバッテリーケースを使って、Appleが大容量電池のiPhoneを出すまでの間、一時的に問題を解決している。しかしこうした解決策は、余分に大きな道具を持ち歩かなくてはならないことを意味している。だから別の選択肢を紹介する。このバッテリー内蔵の財布を買おう。

この皮財布を作ったNomadは、Apple WatchやiOSデバイス用にユニークなアクセサリーを作っている会社だ。サイズはスリムと二つ折りの2種類で、いずれも2400 mAhのバッテリーを塔載している。これはiPhone 6をフル充電できる容量だ。バッテリーは文字通り財布に内蔵されており(取り外すことはできない)、Lighteningケーブルと、バッテリー充電用のmicro USBポートが付いている。

財布自身もすばらしい。Nomadは、シカゴのHorween Leather Companyという、NFLやNBAのボールやMLBのグロープ用に皮を提供している会社から仕入れている。

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スリムは119.95ドル、二つ折りは149.95ドルで販売されており、これはバッテリーパックとしては法外だが、払うのは高品質の皮に対してだ。実際30ドルの違いは、二つ折りに必要な余分の皮だけのためであり、皮はこの製造原価の大部分を占めていると会社は言っている。

私は製品の第一号を使う機会を得たが、皮の品質(と匂い)が実に印象的だった。私はスリムバージョンの方が好きだが、それは大きな財布を持ち歩くのが嫌いだというだけだ。スリムに正式な札入れ部分はないが、それでも現金とカード何枚かを持ち歩くには十分な大きさだ。

どちらのモデルも財布の中心部にバッテリーが隠されていて、普通の財布より少し大きいかもしれないが、これでもうバッテリーパックを持ち歩かなくてすむ。

総合的に見て、もしあなたがポータブルバッテリーをポケットやバッグに入れているような人なら、迷う必要はない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

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