すべてのチューリップはいずれ枯れる、2020年の差し迫る仮想通貨の価値半減のウワサ

最近、仮想通貨にとって不幸な日が続いている。夏の間に一部回復した後、ビットコインやその他の仮想通貨の価値は、ここ数週間で急落した。1カ月前を振り返ると、ビットコインの価値は1コインあたり約8500ドル(約93万円)だった。しかし現在の価値は2000ドル近くも下がっている。

イーサリアムの値は先日6%下がり、リップルはさらに悪く7%の下落だ。ビットコインキャッシュも同日に7%下がっている。大きな下げ幅だ。どれも、ビットコイン支持者を増やすような段階ではない。なお仮想通貨関連のフォーラムを見ると、ビットコインはわずかな間しか売られておらず、後に再び上昇するという。そうだといいのだが。たとえ、2020年の差し迫る価値半減のウワサが、強気の影響を持たないとしても。

しかし、2019年も終わりに近づいてきた今、ビットコインなどの仮想通貨にとって、事態ははそれほど素晴らしくはない。ここでは、英国のロックバンドであるAlan Parsons Projectの不朽の言葉を引用しておこう。

上がったものは下がる

立ち上がったものは朽ちる

そして、人生には

悪い兆しがある!

[原文へ]

(翻訳:塚本直樹 Twitter

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。