ロンドンで初めて開催されたTechCrunch Disrupt での争いは熾烈を極めた。まず優れた企業15社が、複数グループの業界リーダーたちからなる審査員を前に発表を行った。スタートアップたちは賞金3万ポンドおよび、誰もがうらやむDisruptカップを目指して戦った。
数時間に及んだ検討の結果、TechCrunch編集者らは審査員のメモを覗き込み、4組のファイナリストへとリストを絞り込んだ。Crate.IO、Disease Diagnostic Group、OscadiのOscult、 そしてMicroBlinkのPhotoMathだ。この4チームは、大会のフィナーレを飾って、以下に挙げるファイナル審査パネルの前でデモを行った:Mat Braddy (Just Eat)、Sonali De Rycker (Accel Partners)、Brent Hoberman (PROfounders Capital)、Klaus Hommels (Lakestar)、およびMattias Ljungman (Atomico)。
そして、TechCrunch Disrupt Europe 2014バトルフィールドの勝者たちをここに紹介しよう。
最優秀賞:Crate.IO
Crate.IOは、ビッグデータ・バックエンドサービスを設定するサービスだ。使いやすいインターフェースで、分散データベースクラスターをすばやく構築できる。自分のサービスが動き始めた後は、通常のSQLクエリを使ってデータベースをアクセスできる。
プロジェクトはオープンソースだが、エンジニアの優先的相談受付やクラスター管理の支援などの付加サービスを有料にする考えだ。料金プランは月額1300ドル(1000ポンド)から。
本誌によるCrateの詳しい解説記事はこちら。
次点:Disease Diagnostic Group
Disease Diagnostic Groupは、Rapid Assessment of Malaria (RAM)[高速マラリア評価]デバ イスを開発している。これは安価で効率が良く、ポータブルで正確なマラリア診断装置であり、途上国や遠隔地の人々に最適だ。
Disease Diagnostic Groupに関する本誌の詳しい記事はこちら。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)