多くの人たちと同じく、家の中に閉じこもる生活を何カ月も続けていることだろう。だらだらしたり歩きまわったりくだらないテレビをたくさん見たり。たまには外へ出て、大自然の中でウルトラハイビジョンのテレビを見るのはどうだろう。
これまで屋外テレビといえば、SunBriteTV(サンブライトティービー)のような専門メーカーの世界だった。このたびSamsung(サムスン)は、この明らかにニッチなカテゴリーに、Terrace(テラス)シリーズをひっさげて参入した。価格も相当ニッチで、55インチモデルの3499ドル(約37万6500円)から75インチの6499ドル(約70万円)まで。
ひときわ高価なこのテレビは、水やホコリに対してIP55の耐候性を備える。2160pの画面は極めて高輝度な2000ニト(nits)で、太陽光の下で見るための明るさを備えている。必要なポートはすべてついているが、同社はワイヤレス接続に主眼を置いているので、ユーザーは電源をつなぐだけでいい。別売りの Terraceサウンドバーも同じIP55基準に適合している。これを加えてこのテレビセットをコンプリートさせるにはさらに1200ドル(約13万円)必要だ。
私だけかもしれないが、ニューヨークのアパートで何カ月も部屋に閉じこもり、不機嫌で少々不安定な気分の中、アパートの外にでてやりたいのはテレビを見ることではない。それにパンデミックは終わりに近づきつつある。もしあなたの気が向いて、屋外スペースと数千ドルの余裕があるなら、サムスンにとって意中の人だ。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )