どんなデータソースもいきなりWebサイトに変えてしまうをSlashDB…データベース操作の部分を書くのが嫌な人向け

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プログラマが好きな二つのものは、ピザと、仕事を楽にしてくれるもの、だ。ぼくがSlashDBにとくに関心を持つのも、そのためだ。このプロダクトは、どんなデータソースでもXMLやJSONやHTMLで表現してアクセス可能にする、と自称している。プログラマのVictor Olexが作ったこのシステムは、どんなデータでも、REST APIによりほんの数秒でWeb化できる。

Olexはこう言う: “SlashDBは、データベースのための自動化Web APIだ。つまり、データベース中のどんなレコードでも、分かりやすいリンクから到達できるようにする。互いに関連する複数のレコードもリンクにできるから、これまでのSQLデータをグラフ的に見せることもできる。そうやって作られるデータのWebは、リード、ライト、そして通常のHTMLによるいろんなデータ形式での検索が可能だ”。

彼がリンク、リンクと言っているものは、REST APIの結果としてうんと長くなったURLだ。たとえば、こんなの:

http://demo.slashdb.com/db/Chinook/Genre/Name/Classical/Track/InvoiceLine/Invoice/Total/

これでDBからデータがとり出され、いろんなフォーマットで返される。いろんなWebページの上に正しいHTMLコードを出力するクェリも、ありえる。

このシステムは今、数社のクライアントのところで使われており、最近ではOlexはAruba Tourism Authorityと一緒に、バックエンドがほとんどなくてデータベースだけがある、というWebサイトを作った。今では、Microsoft Azure Marketplaceでも売られている。その”lite”バージョンは、一データベースあたり250ドルで、今では、大量のデータベースを使っているユーザのための大型の実装も提供している。SlashDBはピザではないけれども、アプリケーションのデータ接続層で多くの時間と労力を費やしたくないデベロッパにとっては、おもしろいソリューションだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa