子どものいる家庭では、子どもたちはFacebook Messengerを使って、Minecraftやバブルガムロックや、そのほか、今はやりのものについて、友だちと話しているだろう。詳しくは知らない。今28歳のぼくは、流行に関して、今の子どもたちから100万年後れていることは確実だ。
夜、自分のスマートフォンで子どもたちにFacebook Messengerを使わせてやるのは、まあ良い。でも、まだまだ子どもたちに自分のスマートフォンを持たせるのは早い、と思ったらどうするか。
そこでFacebookは、そんなご家庭のために、一つのデバイス上に複数のMessengerアカウントを置けるようにした。
Facebookの柔軟性ある設計では、それらの各アカウントが個別のパスワードを持ってもよいし、逆に、パスワードなしにしてもよい。
たとえば、子どもたちがおかしなことや、良くないことを話して盛り上がっているか、心配なら、パスワードなしにしておいて、ときどきチェックできる。また親のアカウントは、ロックして、子どもたちにアクセスできないようにするとよい。ヤバイものを、見られないためにも。
あるいは、ルームメイトとタブレットを共有しているなら、各人のアカウントをロックしておき、それぞれがまるで自分だけのタブレットようにFacebook Messengerを使える。そのとき、他のアカウントの人は、自分に来た通知の数は分かる。
最初にこの機能に気づいたときは一週間前で、まだテスト中だった。今は一般公開されて、誰もが使える。ただし、今のところはAndroidだけだから、iPadを共有している人はだめだ。