何か月も人を待たせたAndroid Wear 2.0がやっとご降臨した。しかも、大使を二人連れている。どちらもLG製だ。それらのウォッチStyle(スタイル)とSport(スポーツ)は、同じ硬貨の裏と表だが、お値段は100ドル違う。そして100ドルぶんの機能差と大きさの差がある。
Styleは、薄くて繊細な感じのデザイン。“スタイル”の名のとおり、ルックスが良くて、ディスプレイは1.2インチ、手首の細い人でも大丈夫だろう。電池は240mAh、1.1GHzのSnapdragon Wearプロセッサー、内部ストレージ4GB、RAM 512MBだ。防水防塵規格は1P67で、センサーは常識的なものが揃っている。
お値段を249ドルに抑え、そのぶん、プラス、薄さの維持のため、機能をやや省略している。心拍計やNFCによるワイヤレス決済がどうしても必要な人は、100ドル高いSportを買いましょう。
大きい方のSportはデータと電話用にLTEをサポート、スピーカーとマイクロフォンを内蔵している。お値段は349ドルで、内部はStyleに似ているが、電池は430mAhにアップ、ディスプレイは1.38インチで常時on、解像度は349ppiだ。防水防塵規格は1P678で、Styleよりやや上。
どちらのウォッチも、Android Wear 2.0の新しい機能をフルに利用している。とくに、改良されたナビは、ウォッチのダイヤルを使うから、使い心地はApple Watchに近い。
どちらもBest BuyとGoogle Storeで買えるが、SportはキャリアパートナーのAT&T とVerizonからも買える。
〔そのほかの実装機は: ASUS ZenWatch 2 & 3, Casio Smart Outdoor Watch, Casio PRO TREK Smart, Fossil Q Founder, Fossil Q Marshal, Fossil Q Wander, Huawei Watch, LG Watch R, LG Watch Urbane and 2nd Edition LTE, Michael Kors Access Smartwatches, Moto 360 2nd Gen, Moto 360 for Women, Moto 360 Sport, New Balance RunIQ, Nixon Mission, Polar M600, and TAG Heuer Connected〕