1000ドル近いスターウォーズのストームトルーパーのスーツを何着も買うファンがいることを考えると、完全に本物をコピーし、自動的に開閉するフェイスマスクまで装備したアイアンマン・スーツを大量生産しようというクラウドファンディングのプロジェクトには大いに興味をそそられる。Iron Man FactoryによるこのIron Man Mark IIIプロジェクトは、あまりにもクールなのでなんとかライセンス問題をクリアして実現させてもらたいものだ。
ビデオに登場するプロトタイプはすべてのパーツを3Dプリンティングで製作している。効果的に照明が組み込まれ、重量は3kgと軽い。ボディーはカーボン/ポリマーで関節部分は金属製だ。スーツのサイズが56号未満、62号以上のユーザーは応募できない(ということは私はダメらしい)。
大量生産に入った場合、製造は深センのインジェクション・モールディングの工場で行われる。また北京にもデザイナーのチームがいる。現在、スーツのヘルメット部分だけを3Dプリンティングで少量受注生産しているという。
支援者のオプションは量産タイプのスーツ(1999ドル)、量産タイプのヘルメットのみ(1800ドル)、3Dプリントのスーツ(3万5000ドル)などとなっている。3Dプリント版は向こう3、4ヶ月のうちに出荷される。量産バージョンは6-8ヶ月後だ。実際に製品が発送されるまでカードからの引き落としは行われない。
[原文へ]
(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)
<P