Jos Biden(ジョー・バイデン)氏が第46代米国大統領に就任したことを受けて、Amazon(アマゾン)は新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチンの提供に向けた政権の目標達成に対して支援を行う。TechCrunchに送られた声明中で、Worldwide Consumer部門CEOであるDave Clark(デイブ・クラーク)氏はバイデン大統領とKamala Harris(カマラ・ハリス)副大統領を祝福する一方で、「最初の100日間で1億人の米国人にワクチンを接種するというあなたの政権の目標を達成するために、支援を提供します」と約束した。
この覚書は、バイデン大統領が2020年12月の記者会見でパンデミック対策チームのメンバーを紹介した際に掲げた誓約に言及している。同大統領は「最初の100日間では、新型コロナウイルスウイルスは終息しないでしょう。それは約束できません」と述べた。「私達はこの混乱にすぐに陥ったわけではなく、またすぐには抜け出せないでしょう。それには時間がかかります。しかし100日間で病気の経過を変え、米国の生活をより良いものに変えることができると、私は確信しています」。
最近では、新型コロナウイルスの疫学者タスクフォースのメンバーであるMichael Osterholm(マイケル・オスターホルム)氏がこの目標を「野心的であり実行可能である」と発言し、その取り組みを強化するには時間がかかるだろうと付け加えている。
クラーク氏は声明の中で、倉庫や他の労働者が必要不可欠な労働者として数多く雇用されたように、このウイルスに対するAmazonの対応について詳しく説明している。提供されているリソースには、オンサイトでワクチンを投与できる医療提供者との契約が含まれる。
「私たちはAmazonの施設でワクチンをオンサイトで投与するために、認可された第三者の労働衛生ケア提供者との契約を結んでいます」とクラーク氏は述べている。「私達はワクチンが利用可能になったときに、迅速に対応できるように準備しています。さらに当社の業務、情報技術、コミュニケーション能力および専門知識を活用して、政府の予防接種の取り組みを支援する準備ができています。私たちのスケールは新型コロナウイルスとの戦いに対して、即座に意味のある影響を与えることを可能にし、この努力を支援する準備ができています」。
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(翻訳:塚本直樹 / Twitter)