アマゾンが高齢者介護のサブスクサービス「Alexa Together」を開始

Amazon(アマゾン)は本日、自立した生活を送っているものの、特別なサポートを必要とする可能性がある高齢の家族を持つ家族のために設計された新しいサブスクリプションサービス「Alexa Together」を発表した。この月額19.99ドル(約2200円)のサブスクリプションは、Amazonの既存製品であるAlexa Care Hubを拡張したもので、Care Hubの機能の多くを取り入れ、緊急応答機能や専門家による緊急ヘルプラインへのアクセスなど、新たな保護機能を追加している。

同社は2020年11月に、年老いた親や愛する人の活動に関する一般的な情報を受け取ったり、愛する人が助けを求めた場合に警告を受けたりするために(本人の許可のもと)彼らを見守ることができるAlexaモバイルアプリのオプションであるCare Hubを初めて導入した。

画像クレジット:Amazon

Alexa Togetherでは、高齢の家族がAlexaに助けを求めてきたときに家族に知らせるためのケアアラートなどの機能に、家族は引き続きアクセスすることができる。

また、2022年初めから、複数の人が愛する人をサポートできるようになる。これは、例えば、兄弟で両親の介護を分担している場合などに便利だ。近くに住む人もサポート対象となり、緊急時にカスタマーの家族の様子を確認することもできる。

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Amazonによると、介護者は、愛する人のデバイスにリマインダーを設定したり、お気に入りの曲を簡単に再生できるように音楽サービスにリンクしたりできる。また、家族のAlexaアカウントに連絡先を追加して、ハンズフリーで友人や家族に電話をかけることもできる。

また、新しいサブスクリプションには、ハンズフリーで24時間365日、緊急ヘルプラインにアクセスすることができる緊急対応機能が導入されている。これにより、高齢の家族が自宅で転倒したり、その他の緊急事態が発生したりした場合、Alexaに助けを求めることができる。

Alexaはそれに応えて、家族や隣人など、アカウントに接続されているすべての人に警告を発する。

このサブスクリプションは、6カ月間は無料で提供され、その後継続する場合は月額19.99ドル(約2200円)の有料会員となる。

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(文:Sarah Perez、翻訳:Yuta Kaminishi)

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TechCrunch Japan

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