アマゾンが1600億円以上を投じた米国の航空貨物ハブが運用を開始

米国時間8月11日、Amazonが15億ドル(約1657億5000万円)を投じた航空貨物ハブがノーザンケンタッキーで開業した。40拠点のネットワークを結び、スピードと利便性の向上が求められる配送のあらゆる面をコントロールしようとする取り組みだ。

シンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港にあるAmazon Air Hubは、同社の米国における貨物ネットワークの中心となる。このハブは4年以上にわたる計画と建設を経て開業した。Amazonは、米国のハブは最終的には1日12便を運航し、毎週数百万の荷物を取り扱う予定だと述べた。

このハブには、600エーカー(約2.4平方キロメートル)の敷地に80万平方フィート(約7万4000平方メートル)の仕分け用ビルがあり、敷地には他に7棟のビル、新しい駐機場、立体駐車場もある。

Amazonは、最終的に2000人以上をここで雇用するとしている。エアハブではロボティクステクノロジー、特に荷物の移動や仕分けをするロボットアームや建物内で荷物を運ぶモバイルドライブユニットも活用される。

Amazon Airは2016年にスタートし、40カ所以上のネットワークに成長した。2020年にAmazon Airはドイツのライプツィヒ・ハレ空港でヨーロッパのエアハブの運用を開始した。この施設の広さは21万50000平方フィート(約2万平方メートル)で、Amazonブランドのボーイング737-800型機が2機運航している。

Amazon Airはテキサス、プエルトリコ、フロリダに地域のエアハブも設けており、2021年中にカリフォルニア州のサンバーナーディーノ国際空港とシンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港にも拡大する計画だ。

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カテゴリー:ネットサービス
タグ:Amazonアメリカ物流

画像クレジット:Amazon

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(文:Kirsten Korosec、翻訳:Kaori Koyama)

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TechCrunch Japan

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