Teslaオーナーはもうすぐ、車を離れている間に発生した、車両へのダメージを見る(そして記録する)手段を手に入れるかもしれない。
TeslaはEnhanced Autopilotを備える全ての車両に、“Tesla Sentry Mode”(Tesla見張りモード)を提供することを、火曜日にCEOのイーロン・マスクがツイートした。マスク自身は、この機能がいつ利用可能になるか、そしてどのように機能するのかについてには、これ以上の情報を提供しなかった。
TechCrunchは詳細についてTeslaに問い合わせた。
この名前が示唆するのは、いわば監視機能が提供されるということだ。そのためには、ドライブレコーダーカメラを駐車中オンのままにするか、あるいは何かがぶつかったり侵入が試みられたときに自動的にオンにすることが考えられる。それはアフターマーケット製品のOwl防犯カメラと同様の動作を行うことになるだろう。だが繰り返すように、詳細は不明である。
Tesla見張りモードはEnhanced Autopilotを搭載したすべての車両に程なく提供されます。
展開する準備はほぼ整っています。規制当局が承認したばかりです。
10月に、Teslaはそのソフトウェアのバージョン9.0をリリースした。それは多くのアップデートを含んでいたが、その中にはセンターディスプレイの新しいUIと、組み込まれた前方対面カメラをドライブレコーダーカメラとして使用する能力も含まれていた。ドライブレコーダーカメラ機能は、2017年8月以降に製造されたTesla車でのみ利用可能である。
現在ドライブレコーダーカメラ機能は、車の前方を向いているカメラによって撮影されたビデオ映像を、オーナーがUSBフラッシュドライブに記録して保存することを可能にする。所有者はまず最初に、WindowsまたはMS-DOSからUSBフラッシュドライブをフォーマットし、ドライブの最上位にTeslaCamという名のフォルダを追加する必要がある。設定を行ったUSBフラッシュドライブは、前方にあるUSBポートのいずれかに挿入することができる。正しく設定されていれば、ドライブレコーダーカメラアイコンがステータスバー上にポップアップ表示される。赤いドットが表示されるときは、それが録画中であることを示している。
所有者はアイコンをタップして10分のビデオクリップを保存したり、長押しして録画を一時停止したりすることができる。ダウンロードされなかった録画は自動的に削除される。
画像クレジット: Tesla
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(翻訳:sako)