オンライン出会いサイトのZooskが1億ドルのIPOを申請。2013年の売上は1.78億ドル、損失260万ドル

オンライン出会いサイトのZooskがつい先ほどS-1申請書類を提出し、IPOで1億ドルの調達を計画していることを発表した。同社は、世界中のデート希望者が相手を探すためのウェブサイトおよびアプリを提供しており、2013年の売上は1.78億ドル、損失260万ドルだった。

Zooskはビッグデータおよびちょっとしたアルゴリズム推奨技術を用いて、ユーザーがパートナーを探す手伝いをしている。同社は「独自のBehavioral Matchmaking[行動に基づく仲介]エンジン」を使って、メンバーのクリック、メッセージング、その他の行動から、より良いマッチングを生みだす。データが多ければ多いほど良い相手が見つかる、という発想。

申請書類の中でZooskは、同社のグローバルビジネスの詳細を明らかにしており、2013年末時点の世界80ヵ国にわたるメンバー数は2600万人、有償利用者は65万人だった。1年前はメンバー数1800万人、有償利用者48万3000人だった。

サービスはウェブから始まったが、モバイルユーザーの取り込みにも成功し、現在Apple App Storeのデートアプリ売上ナンバー1で、全アプリの売上トップ25にも入っている。

これと併行して有料購読者数も増え、2012年から2013年にかけて、売上は1.091億ドルから1.782億ドルへと63%増加した。純損失も著しく減少し、同じ期間に2070万ドルから260万ドルへと減らした。

購読料は2013年売上のうち1.538億ドルを占めているが、バーチャール通貨ビジネスも急速に伸びており、2012年の540万ドルから、2430万ドルへと増えている。

BofA Merrill Lynch、Citigroup、およびRBC Capital Marketsの3社が共同でIPOの主幹事会社を務め、Oppenheimer & Co. および William Blairの両社が副幹事となる。

Zooskは、2007年の創業以来6000万ドルを調達してきた。投資家は、Crosslink Capital、Keating Capital、Canaan Partners、Bessemer Ventures、ATA Ventures、Jeff Epstein、Plug & Play Ventures、Amidzad Partnersら。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


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TechCrunch Japan

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