オンライン開催のDisrupt 2020では、リアルを超えたバーチャル体験を提供する

米国版TechCrunchが主催するスタートアップとテクノロジーの祭典「Disrupt 2020」の開催まで、いよいよ1ヶ月を切った。

今年はバーチャル開催となるDisrupt 2020だが、これまでシリコンバレーコミュニティに対してコネクションを作る機会がなかった読者にとって、Disrupt 2020はきっかけ作りとしては最適な場所となる。本記事ではバーチャルになったことでどのような体験が可能になったか、どのような機能を活用できるのかを紹介しよう。

まず、リアル開催で体験できたことは、バーチャル開催でも同様に体験できる。各セッションを視聴することはもちろん、生まれたばかりのスタートアップが展開するデモを見たり、専用ツールを通してコネクションを広げたりなどは今年のDisruptでも体験可能だ。

バーチャルステージ

Disrupt 2020では、新進気鋭の投資家・ファウンダーがスピーカーとして登壇する。スピーカーが登壇するステージは3Dスタジオを用意し、これまで同様の見応えのあるセッションを演出する。

Disrupt 2020のバーチャルイベント会場ツール「Hopin」

Disurupt 2020ではHopinというバーチャルイベント会場ツールを使用する。Disrupt 2020の参加者はHopinにアクセスし、セッションの視聴・企業ブースへの訪問・ネットワーキングなどを行うことができる。Hopinが提供する機能は以下の通りだ。

  • Reception:Disrupt 2020 概要ページ
  • Stages:「Disrupt Stage」「Extra Crunch Stage」
  • Sessions:小規模のセッションルーム
  • Networking:ネットワーキング
  • Expo:スタートアップ及びスポンサーのバーチャルブース

Hopinでは、他の参加者とチャットを通して情報交換を行うこともできる。もし、より深く話をしたい場合はビデオチャットの招待を依頼し、それを相手が承認するとビデオミーティングも可能となる。

また、Disrupt 2020ではネットワーキングの際、当社が提供する「CrunchMatch」も利用できる。具体的な条件、目標、関心事などのプロフィールを作成すると、CrunchMatchのアルゴリズムがあなたの代わりに、あなたと同じような考えを持つスタートアップ起業家やインフルエンサーを探し出し効率よいマッチングを促す。

すでにチケットを購入した参加者にはCrunchMatchを開放しているので、是非活用して多くのビジネスチャンスや出会いを生んでもらいたい。

日本語訳付きのライブセッション

全編英語で進行するDisrupt 2020だが、ライブストリーミングで行う「Disrupt Stage」「Extra Crunch Stage」セッションではAIベースの日本語翻訳を提供する。また、一部のライブストリーミングセッションはライブストリーミングでプレイバック放送を予定しているので、こちらも詳細が決まり次第案内する。

今年9月に開催するDisrupt 2020では、シリコンバレーの熱気を感じてもらうとともに、現地コミュニティとのネットワーキングをうまく活用してこのビジネスチャンスを最大限に生かしてもらえると僕たちも嬉しく思う。これまでに発表されている登壇者や、当日のアジェンダなど詳細は以下のイベント特設ページで確認してほしい。以下のページを経由してチケットを購入すれば表示価格から5%割引された値段でチケットを購入できる。

Disrupt 2020特設ページへ

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。