「人と機器とレシピをつなぐことで、手料理が、人生が、もっと豊かになることを目指すスマートキッチンサービス」ーークックパッドが本日公開した新サービス「OiCy」のサイトには、そんな説明文がある。
これまでクックパッドが提供してきたレシピ関連サービスは人とレシピをつないできたが、今回リリースしたOiCyはレシピと調理機器(そしてそれらを使って調理する人)をつなぐものだ。
OiCyではクックパッドに投稿されたレシピを、機器が読み取れる形式(MRR: Machine Readable Recipe)に変換して提供。機器をOiCyに対応させておけば、クックパッドのレシピ内容に合わせた調理やアレンジが自動でできるようになる。
主にキッチン家電を取り扱う企業に提供する予定で、同社ではサービス公開に合わせてOiCyに対応する製品開発に取り組むパートナー企業の募集も始めた。
コンセプトモデルとしてレシピ連動調味料サーバー「OiCy Taste」も開発(現時点で発売の予定はないとのこと)。OiCy Tasteではレシピを選ぶだけで必要な分量の調味料を自動で計量できるため、料理の途中で調味料を計る手間から解放されるほか、好みに合わせてアレンジすることも可能だ。
僕自身は大雑把な性格だから調味料を目分量で計ることがほとんど。その結果ついつい味が濃くなってしまうこともよくあるから、調理機器が勝手に最適な量を計ってくれるなら使ってみたいと思った。
クックパッドでは「レシピとキッチン家電が連携することで料理をする人の悩みや負担が軽減され、毎日の料理が楽しくなる、そんなスマートキッチンを目指します」としている。