今年初めにスマートスピーカーとディスプレイ向けに配信された後、Google(グーグル)のリアルタイム翻訳モードがついにモバイル対応となった。この機能は米国時間12月12日から、世界中のAndroidとiOS端末に配信される。
この機能はGoogle アシスタントと連携して動作する。「ねぇGoogle、私のドイツ語の翻訳者になって」や、「ねえGoogle、タイ語を話すの手伝って」と話しかければこの機能が起動し、リアルタイムで翻訳されたトランスクリプト(書き起こし)と音声が表示される。この機能では会話を続けるのに役立つ、GmailにおけるSmart Reply(返答の推測)も表示される。
スマートディスプレイやスピーカーで利用可能な29言語から拡大され、この機能は44言語(全リストはこちら)で利用できる。機能はGoogle アシスタントに統合されており、追加の翻訳アプリをダウンロードする必要はない。この機能とGoogle レンズを組み合わせることで、グーグルのアプリは旅行向けアプリとして急速に有用性を高めている。
[原文へ]
(翻訳:塚本直樹 Twitter)