ゲームコミュニティー、フロリダ銃乱射事件を悼む

フロリダ州ジャクソンビルで開催されたMadden 19ゲーム大会で起きた銃乱射事件の後、射撃犯と犠牲者の身元が報道で明らかになったことを受け、オンラインゲーム・コミュニティーからコメントが寄せられている。

警察によると銃撃犯は24歳の白人男性でオハイオ州ボルチモア出身とみられている。

オンライン情報によると、銃撃犯に射殺された被害者はロサンゼルス出身のElijah Clayton、ハンドル名True_818、およびハンドル名Spotmeplzzで妻子のある男性,Taylor Robertsonの2名だ。

ウェストバージニア州バラードのRobertsonは、Maddenコミュニティーで18回ゲームをプレイした。

ジャクソンビル警察は今晩の声明で、銃撃による死亡者が銃撃犯本人を含む3名だったことを確認した。報道によると、地元病院に運び込まれあるいは自ら来院した負傷者11名の容態は安定している。

「このおろかな暴力行為の被害者とその家族に心から哀悼の意を表する」とジャクソンビル消防署のKurtis Wilson署長が語った。

ナショナル・フットボール・リーグは銃撃事件を受け、被害者に哀悼の意を表した。

この日ゲームコミュニティーは多くの時間をオンラインで過ごし、ジャクソンビルで起きた悲劇の事実を受け入れた。

他のEスポーツプラットフォームも、悲劇に思いを馳せた。

この事件は、今年米国で起きた少なくとも7回目の銃乱射事件だ。Mother Jonesのデータによる。またこれはパークランド高校の事件に続く、フロリダ州で過去6ヶ月間に起きた2度目の銃乱射でもある。

乱射事件のニュースの後、支持者たちはそれぞれの擁護の立場を明らかにした。NRA(全米ライフル協会)の専門家らは、セキュリティー強化と、銃を隠さずに持ち歩くこと(open carry)が認められている州での銃砲所持禁止区域の廃止を求めた。一方、銃規制支持者らは、より厳格な銃規制法の制定によって、セキュリティー強化や銃砲所持禁止区域の必要性がなくなると指摘している。

被害にあった11名は病院で回復に向かっている。彼らを襲った24歳はビデオゲーム大会での自分の成績に絶望して自ら命を絶った。そして同じ理由でふたりの命を奪った。おそらく今彼らは支持者らの言葉を聞いていない。

トランプ大統領は、ジャクソンビルの事件に触れたが、未だに声明を発表していない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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