Samsung(サムスン)のGalaxy Budsは、現在のBluetoothイヤフォンの革命の中では、あまり成功していないプロダクトの1つだ。AirPodsのような鮮烈さはないが、形状と機能はうまく融合されている。そしてその後継機が、同社の最新スマートフォンとともに発表された。
名前が示すように、Galaxy Buds+は完全なモデルチェンジではなく、機能強化モデルだ。その外観はオリジナルのものとよく似ている。しかし最大の違いとして、初代モデルのバッテリー持続時間は13時間だったが、新バージョンではほぼ終日利用できる(イヤフォン本体で11時間、ケース充電により11時間追加)。
これなら、どんなに長いフライトでも乗り切れるだろう。
音質についても、シングルダイナミックドライバからデュアルドライバへと改善され、通話中のノイズを除去するために3個のマイクが追加された。ただし、ノイズキャンセリング機能は搭載されておらず、AirPods Proやソニーの最新イヤフォンと競合するものではない。しかし、それらと比べて価格もかなり安い。
価格は149ドル(約1万6000円)で、標準のGalaxy Budsより20ドル(約2,200円)高い。アップグレード内容を考えれば、妥当な価格だろう。今年後半にGalaxy Noteが発売されたときに、サムスンが「Proモデル」でもっと競争力のある製品が登場しても驚かないが、現時点では単なる憶測に過ぎない。
とにかく、Galaxy Buds+はこの分野で最もコスパの高い製品の1つのようだ。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)