ジェームズ・マティス国防長官が辞任

トランプ政権で最初の2年間国防省を率いた人物が来年始めに在職期間を終える。退役海兵隊大将のジェームズ・マティスは2019年2月28日に辞任する。マティス氏は2013年に海兵隊を退き、特別議会免除を受け国防長官に就任した。

トランプ大統領はいつものように辞任をツイートで発表し、続いてマティス氏の辞表全文が公開された。

マティス氏は辞職届の中で、米国の指揮および同盟国との関係におけるトランプ大統領との根本的な思想の違いをほのめかした。

「同盟国に敬意を払い、悪意を持つ者や戦略的ライバルにはっきりと目を向ける私の生き方は、40年以上にわたりこれらの問題に取り組んでいた私の経験に支えられ、培われた」とマティス氏は書いた。

「誰もが自分に近い考え方の国防長官を任命する権利を持っている…この職務を辞することが正しい判断だと私は信じている」

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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