はるか遡る2011年、Phil DumasのUnikey Technologiesという会社がShark Tankという商品を発売した。それは鍵にスマートフォンを使う錠前だった。画期的だ! 当時スマートロックはまだ現実のモノではなかったが、UniKeyは道を開き、市場は多くの類似製品で爆発した。メジャーデビューから5年たった今、UniKeyは予定を越える申し込みがあったシリーズAを完了し、厳しい競争を戦うべく進軍する。
調達ラウンドには、Asset Management Ventures、AXCIT、Broadway Angels、CBRE、ff Venture Capital、Samsung、Haas Portman、Oriza Venturesを始めとする世界の投資家らが参加した。同社は以前290万ドルをベンチャー基金から調達した。
「われわれは5年前に住宅市場でスマートロック分野を切り拓き、現在UniKeyは世界中の企業と消費者の最も便利で安全なアクセスソリューションとして、市場をリードしている」とDumasが今日の声明で語った。
Dumasによると、新たに獲得した資金は今後の国際展開および同社のテクノロジーをスマートホーム以外の新市場へと拡大するために役立てる。同社はKwiksetと、UniKeyのテクノロジーをKwikset製品で採用する契約を結ぶことに成功している。
UniKeyが最初の製品を発売して以来、無数のスマートキー製品が市場に出回った。LockitronやAugustといったスマートロックのスタートアップや、Schlage、Kwikset(UniKeyベース以外の製品も販売している)等の主要家庭用品メーカーも参入している。しかし市場は巨大だ。あらゆる家やアパートや企業には、最新テクノロジーを利用できるカギがある。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)