Tesla(テスラ)は米国時間11月22日、ピックアップトラックのCybertruckを発表した。SpaceXが宇宙船Starshipに使っているのと同じ鋼合金でできているという空想科学小説的なものだ。
CEOであるElon Musk(イーロン・マスク)氏は、フォードのF-150との綱引きやポルシェとの競争、計画通りにいかなかった窓耐久テストなど、このトラックのお披露目に20分ほどを費やした。そして今朝、マスク氏はステージ上で言及しなかったその他の詳細を小出しにしている。「ソーラー充電オプションの提供を計画している」などだ。
同社はまだ細部を詰める作業を進めているようで、マスク氏はツイートでソーラーオプションに言及している。
Cybertruckの長くて角度のあるサイドはソーラーパネルを搭載するのにうってつけのようだ。トラックを覆うカバーは、発電するのに効率が良さそうな大きくて平らな面となっている。ただ、そうはあってもCybertruckの電気をすべて太陽光で賄うことを期待してはいけない。ソーラーパネルはそこまで効率的ではない。マスク氏は、概念上の「折り畳みソーラー翼」では1日あたり30〜40マイル(48〜64km)走行ぶんの発電ができるかもしれないが、現在のデザインでは1日あたり15マイル(24km)走行分の発電となるとしている。街を乗り回す分には十分だが、長距離を走るときは通常通りに充電する必要があるだろう。しかし、太陽に15マイルぶんをもらえるなんて!
それはそうとして、その他にも知りたいことはある。このオプションが一体いくらするのか、「ソーラー翼」はどのような外観のものか、投入時にオプションは提供されるのかなど。ただ、Cybertruckの生産は早くても2021年後半で、テスラが詳細を詰める時間はまだある。
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(翻訳:Mizoguchi)