Tesla(テスラ)は第2四半期に電気自動車9万5200台を納車した。不本意な結果だった第1四半期から劇的な復活となったこの数字は過去最多を記録し、アナリストの予測を上回った。
FactSetが集計した予測によると、アナリストはTeslaの第2四半期の納車台数を9万1000台と予想していた。
この空前の数字は、前四半期から3分の1近くの減となった第1四半期の6万3000台とは対照的だ。第1四半期は落ち込んだ納車台数とコスト、車両価格調整のために、予想よりも大きな損失7億200万ドルを計上した。
第2四半期は、少なくとも納車台数においては同社にとってはバラ色で、まだ発表されていないがおそらく売上高もそうなるだろう。
Teslaはまた製造台数も発表し、前四半期が7万7100台だったのに比べ今期は8万7048台だった。この数字もまた第4四半期の8万6555台を上回った。
Teslaは、グローバルロジスティックと納車オペレーション(同社の最大の弱点だ)の流れにおいて目覚ましい進歩を達成したと明らかにした。これにより省コスト性と運転資本状態が改善したとのことだ。
同社はまた今回の数字が一時的なものではないとの見方も示した。第2四半期の注文は納車台数を上回っていて、これは第3四半期の数字につながることを意味する。
Teslaによると、第2四半期末に顧客への引き渡し最中にあった台数は7400台あまりだった。今後この引き渡し途中の車両台数は明らかにしない、としている。
イメージクレジット:Tesla
[原文へ]
(翻訳:Mizoguchi)