ディー・エヌ・エーが約100億円の新ファンド設立へ

ディー・エヌ・エーは5月10日、本日開催の取締役会において新たなファンドを設立することを決議したと発表した。

設立時期は今夏の予定で、出資総額は約100億円を想定しているとのこと。ジェネラルパートナー(無限責任組合員)はディー・エヌ・エーが新たに設立する子会社と、同社から独立した立場の個人複数名を組合員とする有限責任事業組合が担う計画。子会社の代表者は南場智子氏が務める。

投資対象は主に(1)ディー・エヌ・エーの社員をはじめとする社内外の独立起業支援、(2)スタートアップ企業に対する投資(プレシードからその後のフォローオンまで)の2つが軸だ。

ディー・エヌ・エーの2019年3月期決算説明会資料より抜粋

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。