つい18ヵ月前、Google会長のEric Schmidtは、Google Glassに声を出して話しかけなくてはいけないのは「異様すぎる」と語り、Google Glassが「適していい場所」が存在することを認めた。いや、その。私が思うに、普通の人ならGoogleが何百万ドルも開発に費やすずっと前に、それをGoogleに言えただろうし、当時私が書いたように、単にGlassが大衆向け端末になる資格のない製品だったというだけだ。私の予言は、Glassがこの時代のSegwayになることだった。大変革をもたらすと喧伝されながら、倉庫げ働く人とショッピングモールを巡回する警察官しか使わかった乗り物だ。実際、Glassはこの監視の時代と完璧なペアをなすかもしれない。
Now Reutersの記事は、アプリ開発者がこのデバイスを見捨てた明らかな証拠を暴露している。
Reutersが接触したGlassアプリメーカー16社中9社が、開発を中止したことを認めた。一方、Glassアプリを支援するベンチャー基金、”The Glass Collective” はもやは存在せず、Glassページにリダイレクトされ、Glassチームからは主要メンバー3名が離れた。
たしかにFacebookとOpenTableは、今もGlassとの関係を保っており、公式Glassウェブサイトのアプリ100本のうちの2つである ― しかし、公式Twitterアプリは削除されている。
ちなみにGoolge共同ファウンダー、Sergey Brinは最近、ふだん必ず着用していたGlassなしでレッドカーペットイベントに出席した。これは開発中止の兆候だろうか?
Reuterの情報源は、消費者向け一般公開は2015年に「延期」されるかもしれないと言っている。Googleの人々は、消費者向け発売は予定通りだと言っている。
しかし、もしGoogleが消費者向けにこれを販売するつもりだとして、Googleにとって今できる最も簡単なことは、Glassを支えるテクノロジーを公開して、スタートアップがいじり回せるようにすることだろう。
工業アプリケーション ― 建築、製造、セキュリティー、教育 ― はGlassの将来になり得る。事実Taco BellとKFCは、従業員教育の一手段としてGlassの利用を考えている。そして、このプログラムに参加したデベロッパー5社は、いずれもエンタープライズ分野にいる。
さらばレットカーペット。ショッピングモールとマクドナルドで会いましょう。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)