大統領はたくさんの名前を覚えてくてはならない。覚えているのもあれば忘れるのもある。しかし、3月6日開催されたYear of Our Lord 2019でトランプ大統領がApple(アップル)のCEOであるTim Cook(ティム・クック)氏を「Tim Apple」(ティム・アップル)と呼んだことを私たちは決して忘れないだろう。
私はいいネタを探すあまり正気を失っていただけなのかもしれないが、それまでティム・クックとして知られていた会社幹部を「ティム・アップル」と呼ぶことは、なんとも容赦なく善良で純粋な気がする。「素晴らしい人物、素晴らしいスマホ。でもティム・アップル?」。どこから始めたらいいものか。
American Workforce Policy Advisory Boardにクック氏が登場したビデオの1:03:00あたり、メキシコの殺人事件について議論を始める少し前にトランプはティム・アップルを発明する。
「あなたはこの国に多大な投資をしてくれた。心から感謝している、ティム・アップル」とトランプは言った。
Vergeが指摘しているようにトランプはLockheed Martin(ロッキード・マーティン)のCEOを「Marillyn Lockheed」(マーティン・ロッキード)と呼んだことがある(正しくはMarillyn Hewson、マリリン・ヒューソン)。それも結構だがティム・アップルほど善良で純粋ではなかった。
トランプが実際にはティム・アップルの「真の」の素性を知っている証拠として、40:43まで巻き戻すと、彼がAppleのCEOを 「ティム・クック」(彼の旧名)で呼んでいるのがわかる。普通、人の名前を忘れたりちょっと間違えたことをあげつらうことなどけちな了見だ。しかし、ティム・アップルは間違いの範囲を超えている。
もしよければ、ビデオを何度でも繰り返して見てほしい。いくらお勧めしても足りないくらいだ。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )