今日(米国時間9/30)サンフランシスコで行われたイベントでMicrosoftは、Windows 10でタッチとマウスをどうやって併用(もしくは“使い分け”)するのか、というビデオを上映した。ぼくはスマホでそのスクリーンをビデオに撮ったが、その後Microsoftがオリジナルを提供してくれたので、読者がぼくの見づらいスクリーンコピーに苦しむ心配はなくなった。
タッチとマウスの併用は、ある種の凸凹道だ。コンピューティングのフォームファクタは入力の形式に縛られる。Windows 8が苦戦したのも、そのためだ。Windows 10は、マウス、キーボード、タッチのすべてを、スマートフォンからサーバまでのすべてのプラットホームでサポートするつもりだ。
つまりWindows 10は、すべてのプラットホームを一つの屋根の下に入れようという同社の大きな賭けを表している。その試みは、まだ構築途上だ。上のビデオにあるものが、そのまま明日のテクニカルプレビューに登場するとはかぎらない。
Ars TechnicaのPeter Brightが、そのへんをうまく述べている:
Windows 10はその使われ方に応じてモードを切り替えるだろう。またハードウェアによってもシステムのビヘイビアは切り替わり、ハードウェアが変わればインタフェイスのパラダイムも動的に変わるだろう。たとえばSurface Pro 3にキーボードを接続したら、インタフェイスは、タッチからマウスとキーボード指向に変わるのだ。
今日のデモは短すぎたけど、Microsoftが勝つためには、ものすごく柔軟性に富んだオペレーティングシステムを提供しなければならない。プラットホーム(デバイス種)により、アプリケーションの目的により、あっちへ行ったり、また戻ったりが自由にできるOSであってほしい。もちろん、Baggins的な意味で。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))