本日(米国時間10/2)Feinstein上院議員は、NSAによるアメリカ国民の通話メタデータ収集プログラムに、位置情報データも含まれていると発言した。
これまでNSAの最高責任者、Keith B. Alexander長官は、NSAは愛国者法215項に基づく通話位置情報の収集を現在行っていないと述べてきた。他の機関が過去または現在、位置情報を収集可能であるかどうかは不明のままだ。そして今日、 過去に少なくともそのデータの収集を試みたプログラムが存在していたことが暴露された。
McClatchyに引用されている上院議員の言葉はこれだ:
「私はこのプログラムが監視プログラムであると説明を受けてきた。そうではなかった。NSAが集めたのはコンツンツではない。あれはデータの断片 ― 位置情報、電話番号 ― であり、正当な理由と明確な疑いがあれば検索可能である」[強調はTechCrunch]
その通り。
NSAは、当初通話データを収集したことを認めなかった。後に、プログラムが存在していたことを認めざる得なくなった。そして今、愛国者法の一要素に基づき、今もやっていないと主張している。
これに続き、上院諜報委員会議長(他の上院議員と比べて広い知識を得られるに違いない)であるFeinstein議員は、実際にNSAが位置情報を追跡していることを、直接言及した。
NSAがわれわれの全通話の位置情報を追跡していることに関連して、さらに何かが出てくることに、あなたはいくら賭けるだろうか。
別のニュースで、Feinstein上院議員は今日(米国時間10/2)、電話メタデータ監視プログラムを中止させるべき改革法案を潰すと誓った。
トップ画像提供:David Lee
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(翻訳:Nob Takahashi)