フィリピン拠点のライブストリーミングサービス「Kumu」が約5.4億円を調達

米国時間4月14日、フィリピンのライブストリーミングのスタートアップ、Kumu HoldingsがシリーズAで500万ドル(約5億3800万円)を調達したと発表した。この資金で新機能の追加と事業の拡大を図る。

このラウンドを主導したのはインドネシアのGojekの初期投資家であるOpenspace Venturesで、ほかにKickstart Ventures、メディアコングロマリットのABS-CBN、Gobi-Core Philippine Fund、そしてこれまでに投資していたSummit MediaとFoxmont Capital Partnersも参加した。

多くの地域で新型コロナウイルス感染拡大防止のため都市封鎖や外出禁止が実施されていることに伴い、Kumuによればメディアやエンターテインメントアプリの使用は増えているという。需要に対応するため、同社では教会や業界団体などの組織がオンラインインベントを開催できる新機能をこの1カ月間でリリースした。

Kumuの登録ユーザー数は300万人で、1日におよそ2万5000本のライブストリームがブロードキャストされ、1日の平均視聴時間は約1時間だという。

2年前にRoland Ros(ローランド・ロス)氏とRexy Josh Dorado(レクシー・ジョシュ・ドラド)氏が創業したKumuは、ライブストリーミングとビデオチャット、ゲームを統合し、世界中にいるフィリピン人にとっての「スーパーアプリ」を目指している。オンライン決済とeコマースの機能も追加する計画だ。近く追加される機能としてはライブコマースプラットフォームがある。これはユーザーがライブストリーミングを見ながら商品を購入できる機能で、コンテンツクリエイターにとっての新たな収入源となる。

画像:Kumu

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(翻訳:Kaori Koyama)

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TechCrunch Japan

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