フランシス・フォード・コッポラ監督、「地獄の黙示録」ゲームの制作にKickstarterを利用

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フランシス・フォード・コッポラ監督が「地獄の黙示録」(Apocalypse Now)をリメークするのはこれが初めてではない。2001年、ベテラン編集技師のウォルター・マーチと組んで、このベトナム戦争の名作に1時間近くの未公開シーンを追加した「地獄の黙示録 特別完全版」を作った。

このたびセミリタイアの同監督は、1979年作品を「精神的ホラーRPG」として再現すべく、新世代の協力者を募集している。ゲームのプレーヤーは、マーティン・シーン演じる歴戦の勇者で主人公のベンジャミン・ウィラード大尉になりきる。ただし、報道資料によると「これはベトナム版『コール・オブ・デューティー』ではない」。ゲームはサイゴンのとあるホテルから始まり、一人の「既に正気とはいえない」キャラクターの勇敢な行動を追う。

当然ながら、コッポラの制作会社であるアメリカン・ゼオトロープは実に2017年らしいアプローチでプロジェクトを進める。目標90万ドルでKickstarterキャンペーンを立ち上げた

コッポラ本人がプロジェクトについてこう語る。

40年前私は、その後何世代にもわたって見る人に影響を与えられる、パーソナルな作品を作りたいと思った。今回私は新たな命知らずたちの協力を得ることになった。地獄の黙示録のインタラクティブ版を作りたい連中のチームだ。プレイヤーはベトナム戦争の過酷な状況の真っ只中にいるベンジャミン・ウィラード大尉になる。これまで私はビデオゲームが物語を伝える有意義な方法に育ってくるところを見てきた。地獄の黙示録が新世代の新たなプラットフォームになる可能性を探究できることを大いに楽しみにしている」

ゼロトロープはこのプロジェクトに総力を注ぎ、支援者にはオリジナル作品の小道具等も提供している。同社はゲームのプロトタイプ版ティーザー予告編を近く公開することも約束した。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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