フリマアプリ「メルカリ」がアリババ傘下のタオバオなどと連携し中国への越境販売を開始

フリマアプリ「メルカリ」がアリババ傘下のタオバオなどと連携し中国への越境販売を開始
メルカリは3月1日、中国で最大のECプラットフォームを運営するアリババグループのCtoCマーケットプレイス「淘宝(タオバオ)」およびフリマアプリ「閑魚(シェンユー)」と連携し、中国における越境販売を開始しました。

「淘宝」または「閑魚」上で中国のユーザーが注文するとBUYEE公式アカウントが「メルカリ」上の商品を代理で購入し、検品・梱包後、中国のユーザーへ発送します。「メルカリ」の出品者は、これまで通りの配送方法と配送料での取引が可能です。

「淘宝」「閑魚」は、いずれもアリババグループが運営するECプラットフォームです。「淘宝」は中国最大級のCtoCマーケットプレイスであり、あらゆるカテゴリーの商品を網羅的に取り扱っています。「閑魚」は「淘宝」内の中古品取引用サービス「淘宝二手」を起源とし、現在は月間利用者数が9000万人を超える中国最大のフリマアプリです。

(Source:メルカリEngadget日本版より転載)

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カテゴリー:ネットサービス
タグ:Alibaba / アリババ(企業)閑魚(闲鱼) / シェンユー淘宝 / タオバオメルカリ / Mercari(企業)日本(国・地域)

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TechCrunch Japan

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