フリマアプリのメルカリが日米合計で4000万ダウンロードを突破した。このうち1000万は米国でのダウンロードで、北米進出に意気込みをかけていた同社にとっては1つの大台を達成した形だ。国内では1000万ダウンロード(2015年1月)から2000万ダウンロード(2015年10月)に達するのは7カ月ほどだったので、2000万から3000万(2016年5月)でもペースは変わっていないか、若干速まっている。米国については2014年9月から提供を開始しているので1年8カ月での1000万ダウンロード達成ということになる。
以下のメルカリが公開したインフォグラフィックスによれば、1日の出品点数は50万点以上で、約半数の出品が24時間以内に売れているそうだ。
メルカリは2013年7月にサービスを開始して以降、順調にダウンロード数を伸ばしてきたが、特にテレビCMを大きくうった2013年半ば、2014年初頭と中頃で加速したことがある。2016年3月に10億ドルを超える評価額で84億円という大型資金調達をしているほか、2015年末の時点で月間100億円を超える大きな流通量を達成するなど、潤沢な資金をもとに順調にマス向けマーケティングを続けている。今回の4000万ダウンロード達成に合わせて総額3億円分のポイントが当たるキャンペーンもアプリ内で開始するほか、6月18日から「メル狩リ族」CMの新シリーズ2作品を放送開始するという。以下がCM動画だ。