どうやら告発者エドワード・スノーデンは、モスクワのアパート契約を更新することになりそうだ。
今日(米国時間7/28)ホワイトハウスは、 エドワード・スノーデンの赦免を要求する2年近くになる嘆願書に回答、却下し、彼の「機密情報を盗み暴露するという決断が、わが国の安全および日々それを守るべく働いている人々に深刻な影響を与えた」ことを指摘した。
この「我ら人民」と題した嘆願書は、スノーデンが国の監視プログラム、PRISM等に関する暴露を最初に行った、わずか数日後に作成された。以来、同嘆願書には17万近い署名が集まった。一般にホワイトハウスは、10万人以上の署名を集めた嘆願書に対して回答している。
書簡は、主にリサ・モナコ大統領国土安全保障・テロ対索担当補佐官が記載した声明からなり、嘆願書の要求を却下しただけでなく、スノーデンはこの犯罪の裁定を受けるために米国に戻るべきであることも主張しているようだ。
補佐官は次のように語った。「もし彼が、自分の行動は市民としての反抗にふさわしいと考えるなら、自らの政府に反論してきた人々と同じ行動をとるべきだ:困難を乗り越え、声高に意見を述べ、建設的な抗議行動に携わり、そして ― 重要なのは ― 自らの行動の結果を受け入れること。彼は合衆国に戻り、同胞たちの陪審による判決を受けるべきだ ― 専制政権の陰に隠れるのではなく。たった今、彼は自らの行動の結果から逃げようとしている。
モナコ補佐官は、こうした見解がオバマ大統領の談話と一致していることを付け加えた。「大統領が最近の情報改革法に関して話したように、『われわれ自身を保護し、世界の指導者としての立場を存続させ、かつわれわれの理想と憲法が求める市民の自由とプライバシー保護を維持するために、いくつか重要な決断を下す必要がある』」。
現在スノーデンはモスクワに亡命中で、米国から諜報活動取締法違反に問われている。彼は同法について、もし自分が米国に戻れば公平な裁判を受けられないと信じている。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)