ポケモンGoがハロウィンにあわせて行ったゲーム内イベントが終了した。このイベントはなかなかの成果をあげたようで、今後もこうしたイベントを続けて欲しいと思う人にも期待がもてそうなものとなった。たとえば売り上げは、アプリケーション分析ファームのSensorTowerによれば、1週間前の2.3倍となった模様。App Annieも、10月29日(ハロウィンイベントの中日)に、9月10日からの全期間を通じて最高の売り上げを記録したとアナウンスしている。
イベントが行われたのは、10月26日から11月1日までだ。期間中はニャース、ゴースト、およびズバットなど、ハロウィンに関係しそうなゴーストの出現率が高くなっていた。またポケモンをゲットしたり博士に送ったりした際や、あるいは相棒ポケモンと一定の距離を歩いた際に与えられるアメの個数が増えるようにもなっていた。
SensorTowerのデータによれば、10月25日から29日にかけての売り上げは、2330万ドルとなったとのこと。同じ期間である10月18日から22日では、ほんの(と、いう数字でもないが)1000万ドルだったのだ。App Annieのデータでも同様の傾向がみてとれる。10月29日の売り上げは、10月24日と比べて倍になっているのだ。
SensorTowerのRandy Nelsonは、Nianticが提供コンテンツを増やしたりすることなく注目度を上げ、かつ売り上げも増やした点に注目すべきだと述べている。ゲームが提供するバーチャルな報酬を増やすだけで、利益を増やすことができたわけだ。今後も同様のゲーム内イベントが展開されるのは間違いのないところと思われる。
イベント展開だけでこれだけの動きがある中、Nianticが伝説のポケモンなどの新コンテンツを加えてくる場合の動きも楽しみだ。コンテンツ自体が新しくならなくても熱中する人が増えたわけで、ここに期間限定アイテムや特別なポケモンが登場することになれば、利用者の熱狂度合いはさらに上がることになるのだろう。
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(翻訳:Maeda, H)