ポルシェのTycan(タイカン)はテスラを直接狙ったミサイルだ。ドイツ製の電動セダンは、テスラのModel Sと初の本格的戦いをするのに必要なものをすべて備えている。低い空気抵抗を始め、テスラのセダンに欠けている技術の粋を集めた結果、ポルシェはスピードに劣ることなく、スリムなスタイルを提供している。しかしModel Sは長い航続距離をずっと低い価格で実現している。
スペックだけで車の価値を正しく表すことはできないが、スタート地点としては悪くない。以下の表では、Tycanの2つのモデルと、現在販売中のModel Sの2モデルを比較した。
ここではModel Sの主要な機能である自動運転機能は取り上げていない。本稿執筆時点でポルシェはTycanの自動運転機能について、全ポルシェ車が備えている標準的運転支援システム以上のことは明らかにしていない。
【注意】EPA(米環境保護庁)はTycanの公式航続距離をまだ発表していない。現在ポルシェは、新しいヨーロッパの評価システム(WLTP)による279マイル(449km)という数値のみ発表している。EPAは、テストらのModel Sロングレンジの航続距離を370マイル(595km)としている。
出典:Motor Trend
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )