次世代のギークが経験しない物はたくさんある。
隣の部屋で両親が寝ている時の56Kモデムがつながるる音。
CDを焼く。
どこかに居て、何かがわからない時「それと向き合う」しかない状態 ― なぜなら人類の集合知の入ったコンピューターの入るポケットがないから。
消え行く過去最新の大物は? クリップアートだ。
Microsoftは先ほど、Office製品からクリップアートの最後の痕跡を消し、代わりに画像を必要とするユーザーをBingイメージ検索に誘導することを発表した。なぜか? 殆どの人たちは、どうせ画像をオンラインで入手しているから。
Bingのイメージはベクトルデータではなく(よってリサイズ不可)、おそらく90年代の物ほど輝いていないだろうが、少なくとも選択肢ははるかに増える。Officeに組み込まれるBingイメージ検索は、事実上通常の検索エンジンに入っているものと同じだが、クリエイティブコモンズ・フィルターのスイッチが標準でオンになっていて商業利用を可能にしている。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)