マイクロソフト、Xboxのゲーム会社4社を一挙に買収

Microsoft のゲームに関する発表が続いている。Xbox E3プレスカンファレンスで発表した一連のゲーム会社買収は、同社オリジナルゲームコンテンツの強化を目的としている。

日曜日(米国時間6/10)、Xbox責任者のPhil Spencerは、Ninja Theory、Playground Games、Undead Labs、およびCompulsion Gamesの各社を買収したことを発表した。4社の加入は、Microsoftの自社ゲーム開発を大きく推進するものだ。同社は特にゲームダウンロードのサブスクリプションサービスであるXbox Game Passの強化をはかっている。

2010年創業のPlayground Gamesは、レーシングゲームのForzaなどを開発する長年のXboxパートナーだ。今回の発表とともに、最新タイトルのForza Horizon 4を発表した。

Ninja TheoryはHellbladeを、Undead LabsはState of Decayシリーズをそれぞれ開発しており、Compulsion Gamesは現在開発中の新タイトル、We Happy Fewを年内に発売する予定だ。

新たに加わった各社はMicrosfot Studiosブランドあるいは以前Crystal Dynamicsの前代表、Darrell Gallagher率いる新ベンチャー、The Initiativeの傘下に入る。Microsoft Studiosには、Haloを開発した343 Industriesや、Microsoftが2014年に25億ドルで買収したMinecraftの開発グループなどがすでに所属している。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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